みなさん、こんにちは。
近年の冬は非常に寒く、天気ニュースの時間以外でも積雪に関係するニュースが毎日といっていいほど報道されています。
そんな積雪で問題となってくるのが「除雪」ではないでしょうか。
毎日のように降り積もるため、朝早くから除雪しなければならず、仕事を終えて帰宅してからも除雪しなければ間に合わない日もあります。
そんな除雪問題を解決してくれる手段として、最も簡単な方法が「融雪装置」です。
設置するだけで、電気や温水を利用して除雪を行ってくれるので、寒い中での除雪で腰を痛める心配はありません。
今回の記事では、そんな夢のような機械である融雪装置を2種類についてご紹介したいと思います。
◆オーソドックスな消雪パイプとは?
最も一般的でよく目にする融雪装置としては、消雪パイプではないでしょうか。
地面に埋め込んだパイプからノズルを通して地下水を散布している光景を目にしたことがある方も多いと思います。
水を散布しておくことで除雪や融雪はもちろんのこと、路面凍結を防止することにも効果を発揮してくれます。
しかし、欠点として雪の溶ける箇所にどうしてもムラができてしまいます。また、融けきれなかった部分は、水と雪が混ざったシャーベット状になっているので、より転倒する危険性が高くなってしまいます。
◆除雪、凍結対策に一押し「ロードヒーティング」とは?
ロードヒーティングとは道や歩道に電熱線類または温水を循環させるパイプを埋め込み、路面を加熱することで路面の防雪、凍結防止をします。
北海道や山間部などの非常に寒い地域で多く使用されてきましたが、近年では住宅・会社・公共施設・病院・学校にも広く使われています
地面に埋め込むことで、その上に積もった雪を溶かしてくれることはもちろんのこと、埋め込んだ部分は、ムラなく雪を溶かしてくれます。
設置には少し費用がかかりますが、施工場所を選びません。駐車場はもちろん、転倒すると大きな事故につながりかねない階段や、雪下ろしの大変な屋根、落ちてくると怪我にもつながるツララの防止のための軒先などに設置することが可能です。
◆まとめ
除雪を自動で行ってくれる融雪装置は、除雪に問題を抱えている方におすすめの機械です。近年では、ランニングコストが抑えられるだけでなく、耐久性にも優れている融雪装置が増えています。融雪装置をご自宅に設置して、これからは除雪とは無縁の生活を過ごしてみてはいかがでしょうか。