山形で降雪にお困りの方必見!雪を溶かす融雪装置、どんな種類の機械があるの?

雪かきは大変で時間も取られるし、できることならしたくないですよね。
朝早くに起きて、眠い目をこすりながらダウンを着て冷凍庫のような外に繰り出していくのは相当の気力と体力が必要です。
そこで今回は、人の手を借りず自動で雪を溶かしてくれる融雪装置について説明いたします。

一口に融雪装置といっても、いろいろなものがあります。どんな種類のものがあるのでしょうか。

・融雪機

熱源を乗せたカートのようなものや地面に埋没した熱源の上に、周辺の雪を投げ込んで溶かすものです。
灯油、ガス、電気を使うものがあります。

融雪できる場所に自由度がありますが、熱源に注意する、雪を熱源に乗せるのに人力がいることなどの注意点があります。

・敷設型融雪システム

敷設した電熱線などの線の周囲にある雪を溶かすシステムで、人力がなくても全て自動で融雪を行ってくれるものです。
これなら家から出なくても融雪が可能です。
ここでは大きく分けて二種類紹介いたします。

a.屋根軒先融雪

屋根の上に電熱線を配置し、屋根の上に積もる雪を溶かします。
これにより、屋根からの落雪によるトラブルやつららの発生を防ぐことができます。

b.ロードヒーティング

ご家庭の駐車場や軒先の道路などの地面に敷設したパイプや電熱線から発する熱を利用して、その周囲にある雪を溶かすものです。
大きく分けて三種類あり、用途や予算によって適したものを選ぶのがおすすめです。

・融雪装置の熱を発生させる3つの種類

1.電熱線方式

電熱線に直接電気を流すことで線の抵抗に電気が働きかけて生まれる熱を利用するものです。
敷設が簡単、メンテナンスが必要ない、大雪にも対応可能というメリットがある代わりに、電気代が少し高くつくというデメリットがあります。

2.パイプ式

パイプの中に不凍液と呼ばれる寒冷地でも凍らないように作られた液体を通し、その液体をボイラーやヒートポンプという機械で加熱することで融雪利用するものです。

3.ボイラー式

ボイラー式には灯油と天然ガスを利用するものがありますが、共通して大雪に対応可能、立ち上がりが早いというメリットがあり、燃料費がかかる、メンテナンスが必要というデメリットがあります。

4.ヒートポンプ式

不凍液を加熱するのにボイラーの時のような燃料ではなく、大気中の熱と電気を使います。
電気代が安く済み、ランニングコストが安く済むというメリットがある一方、不凍液の交換が必要、立ち上がりが遅く豪雪に対応できないことがあるというデメリットがあります。

 

融雪装置のそれぞれの特徴について理解いただけたでしょうか。
ご家庭のお悩みに合わせて、適した特徴の融雪装置を導入いただければ、次の冬こそは快適な生活間違いなしですね!
なお、屋根融雪やロードヒーティングはオクヤマ電機工事が取り扱っております。お気軽にご相談下さい。