蓄電池設備のメーカーを徹底比較!あなたに一番合った蓄電池選びを

現在、日本では度重なる災害や地球環境への配慮から、蓄電池の人気が再燃しています。
2019年の売電の固定価格買取制度の期間終了も、蓄電池の人気を後押しする形になっています。
しかし、蓄電池の導入を考えている方でもどんなメーカーがどんな特徴の蓄電池をつくっているのか知らないという方もおられると思います。
そこで今回は、人気再燃の蓄電池メーカーを比較していきたいと思います。

 

□パナソニック


省エネ関連設備の大手メーカーであるパナソニックは、もちろん蓄電池も製造しています。
大手メーカーの特徴を十分に活かし、家庭用から産業用まで幅広く蓄電池を手がけています。
蓄電池に使用されているリチウムイオン電池の世界シェア第2位の三洋電機を買収合併したことによって、蓄電池市場においての知名度と地位を確立しています。
また、自社独自の「創畜連携システム」も有名です。

 

□東芝


東芝は、照明器具で有名な東芝ライテック株式会社を有しています。
その東芝ライテックでは、ホームITシステムであるFEMINITYをメインで扱っており、家庭内の電力使用状況の確認をすることが簡単に行えます。
蓄電池の「エネグーン」もFEMINITYに対応しており、これらを導入することで住宅レベルでの電力の管理が可能なスマートハウスを実現できます。

 

□オムロン


オムロンでは、電池工業会規格に準拠した熱安定性や保存特性に優れたリチウムイオンを採用することによって、10年以上の長期使用が可能です。
次世代のエネルギー普及に積極的に取り組んでおり、オムロン独自のエネルギーマネジメント環境を構築し、施設内で電力を有効活用する仕組みを開発しています。

 

□DMM


ご存知ない方も多いと思いますが、数年前からDMM.comも蓄電池業界に参入しています。
他社の多くが企業向けの産業用蓄電池も手がけているのに対し、DMMでは住宅用のみにフォーカスしているため、細やかなサポートが期待できます。

 

□LOOOP


LOOOPは家庭用の蓄電池でシェアを急激に伸ばしているメーカーです。
その特徴は、料金プランにあります。
他社の多くが100万円から200万円で家庭用蓄電池を展開している中、LOOOPでは90万円を切るという価格設定で圧倒的コストパフォーマンスを実現しています。

 

□ニチコン


京セラと独占売買契約を締結し、家庭用蓄電システム「ホーム・パワー・ステーション」を市場導入し、今後期待できるメーカーです。
その蓄電池の特徴は、業界最大の大容量、高出力です。
12kWhという容量は業界最大で、電気をたっぷり蓄え、必要なときにしっかり放出できるため、災害時の停電の際も安心の蓄電池になります。

 

□おわりに


今回は、6つの蓄電池メーカーをご紹介しました。
それぞれのメーカーにそれぞれ特徴があり、ご自分の生活スタイルや要望に合ったメーカーの蓄電池を選ぶことが大切です。