元を取るために必要な期間は?|蓄電池設置に関して

蓄電池の設置を検討されている方の中には、

「どのくらいの期間で元を取ることができるのだろうか」
「蓄電池でどのくらいの利益を得ることができるのか」

と、お考えの方も多いのではないでしょうか?
使用していくうちに、元を取ることができると言っても、初期費用に比較的大きなお金が必要となりますので、元を取るのにどのくらいの期間が必要になるのかは非常に重要ですよね。

今回は、蓄電池を使用することでどのくらいの期間で元を取ることができるのか、蓄電池で利益を得ることができるのかをご紹介します。


□蓄電池設置からどのくらいで元が取れるのか?

 

蓄電池のみの使用で、元を取ると考えた場合、20年ほどで元を取ることができます。
家庭用蓄電池を設置する場合の初期費用はおおよそ100万円〜150万円です。
150万円の場合で考えていきます。蓄電池を使用することで光熱費を抑えることができるのは、使用料の高い日中を避け、夜間に電力使用をシフトすることによって、より安価な使用量で電力を使用できるからです。日中の電気料金で使用しているところを、夜間料金で使用することで1ヶ月あたり6000円ほど費用を抑えることができます。
ですので、1年間で7万2000円ほど節約できることになり、20年間で150万円弱の費用を抑えることができる計算になります。
これは、4人家族の家庭で無理なく抑えることができる金額となっています。

より効率的に元を取る方法として、より容量の大きな蓄電池を導入するという方法があります。
これはオール電化の住宅の場合、一般家庭よりも多くの電力を必要とします。容量の大きな蓄電池を導入することで、夜間により多くの電力を蓄えることができます。日中の電力使用から夜間の電力使用へと大きくシフトできるため、よりお得に電力を使用することができるようになり、より効率的に節約できるようになるからです。


□蓄電池設置で利益は得られる?

蓄電池による光熱費削減では「節約」が基本戦略です。
ですので、蓄電池によって利益をあげることで光熱費を抑えられるのではありません。より効率よく光熱費を抑えて元を取るには、太陽光発電との組み合わせが必要です。
太陽光発電と組み合わせることで、発電した電力を使用したり、売電して利益をあげたりすることで光熱費を抑えることができます。


□最後に

今回は、蓄電池を使用することでどのくらい期間で元を取ることができるのか、蓄電池で利益を得ることができるのかをご紹介しました。
太陽光発電と組み合わせることで、太陽光発電の導入費用を考えても、より効率よく元を取ることができる可能性があります。日々の光熱費を抑えて、より快適なマイホーム生活を営んでみてはいかがでしょうか?