山形の方必見!自分で除雪する際に必要な設備とは?

山形の冬は積雪量が多く、除雪作業に追われますよね。
高齢の方や、除雪に不慣れな方にとって、手作業での雪かきはとても厳しいものとなります。
「だからと言って、除雪業者にわざわざ来てもらうのも気が引ける。」
そんな方も少なくないと思います。
そこで今回は、雪かき以外で、自分で除雪する際の必要な設備や方法についてご紹介していきます。

□お風呂の残り湯で融雪する

お風呂の残り湯をホース等でくみ上げて融雪する方法で、安価かつ簡単です。
必要なのは、ホームセンター等で売っているポンプ、ホースと残り湯だけです。
ただ、残り湯の量に限界があるので、あまり広範囲への対応はできません。
ピンポイントで溶かしたい場所がある方は、ぜひ実践してみて下さい。
ただ、お湯で雪を溶かすと、その地面が凍って滑りやすくなってしまいます。
人が歩かず、かつどうしてもすぐに溶かしたい場所だけに利用するようにして下さい。

□融雪マットで手軽に融雪する

ゴム製のマットの中にヒーター線が内蔵されており、スイッチを入れるだけで発熱して融雪してくれます。
小さく、柔軟性と耐久性を兼ね揃えているため、玄関前や外階段等に使用するのがおすすめです。
1万円から5万円と比較的安価で、ネット購入が可能です。
残り湯融雪で滑りやすくしたくない場所に利用すると良いかもしれませんね。

□融雪剤を使用する

ホームセンター等に行くと、塩化カルシウムを主成分とする融雪剤がたくさん売っています。
塩化カルシウムが水分と反応し、熱を発生させて融雪するという仕組みです。
費用も3000~5000円と安価で、手に入れやすいです。
しかし、車の近く等でまくと、金属と反応して錆につながる可能性があります。
また、即効性はあるのですが、雪が降るたびにまく必要があります。

□融雪装置を導入する

施工費とランニングコストがかかってしまいますが、効率的かつ安全な方法です。
オクタマ電気工事が施工している半導体熱交換素子システムの電気融雪装置は、線ではなく面状なので広範囲に効果的に除雪できる上に、熱伝導率も高いので、コストパフォーマンスはとても良いです。
例えば、屋根に導入すると面積の広さにもよりますが、一ヶ月に200時間の利用で約5234円の電気代がかかります。
ただ、雪かきの危険性や上記二つの方法の非効率性を考えると、融雪装置を導入する方が効率よく除雪できます。
というのも、電源を入れるだけで、長時間にわたって雪を溶かし続けてくれるからです。

□まとめ

様々な融雪方法や必要な設備についてまとめてきました。
それぞれの環境に合った方法をぜひ試してみて下さい。