山形の業者がロードヒーティングの設備を種類ごとに比較します!

「ロードヒーティングを設置したいんだけど、どのような種類があるんだろう。」
このように、ロードヒーティングの設備の種類についてお困りの方はいらっしゃいませんか。
一口にロードヒーティングと言ってもその特徴や費用は異なります。
そこで、今回は「ロードヒーティングの設備の種類」をご紹介します。
 

□どのような種類があるの?

*灯油ボイラー式

ボイラーを使用し設備内の不凍液を加熱することで、雪を溶かします。
熱量が十分にあるので大雪にも対応しています。
電源を入れてからの立ち上がりが早くすぐに雪を溶かせます。
灯油の価格によって運用費が大きく異なります。
定期的に不凍液の交換、ボイラーの点検といったメンテナンスが必要です。

*ガスボイラー式

ガスボイラーを使用し設備内の不凍液を加熱することで、雪を溶かします。
こちらは灯油の代わりにガスを使用しています。
熱量が高く大雪にも対応しており、立ち上がりも早いです。
運用費はガス代によって異なりますが、プロパンガスなどを使用していると灯油ボイラー式の方が安く済みます。
こちらも定期的にメンテナンスが必要です。

*電気式

地中に電熱線を敷き、電気を流して熱を発生させます。
電気を使用しているので、電気代がかかります。
立ち上がりは早く、すぐに熱を発生させすぐに雪を溶かせます。
大雪にも対応していますがボイラー式よりも溶かすのに時間がかかります。
不凍液やボイラーを使用していないので、メンテナンスにほとんどお金がかからないことが特徴です。
ボイラー式よりも短い期間で設置できます。

*ヒートポンプ式

電気を使って屋外の空気の熱をくみ取り、専用の機械で圧力をかけて高温にすることで不凍液を加熱し、雪を溶かします。
専用の機械を動かすための電気量よりも、得られる熱量の方が大きいので電気式よりも効率的に熱を発生させられます。
立ち上がりが遅く、大雪になるとなかなか溶けません。
電気式よりも日々の運用費は安いですが、定期的に不凍液を交換する必要があります。
本体部分のヒートポンプはほとんどメンテナンスが必要ありません。
 

□まとめ

今回は「ロードヒーティングの設備の種類」をご紹介しました。
大雪が多い地域では立ち上がりの早い種類の設備がおすすめです。
大雪が少ない地域であれば、運用費が安く抑えられるヒートポンプ式がおすすめです。
もし何かわからないことがありましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。