蓄電池の種類ごとに設置費用を比較!山形の業者が解説します!

「家庭用蓄電池を家に設置しようと考えているけど、設置にはどれくらいの費用がかかるのかな?」
このように、蓄電池の設置にかかる費用が気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
家庭用蓄電池の価格は性能や容量によって異なります。
そこで、今回は「家庭用蓄電池を設置する際にかかる費用」について解説します。
 

□蓄電池の種類

*ポータブル型

ポータブル型とは屋内に置く小型のタイプの蓄電池です。
キャスターがついていて自由に動かせるようになっているものもあります。
普段は充電しておいて、停電の際に蓄電池にコンセントを指して電源として使用します。
容量は2kWhほどのものが多く値段も非常に手ごろです。
設置費は不要で、停電時の対策として手軽に購入できます。
冷蔵庫を動かすといった使用法にはあまり向きませんが、スマートフォンの充電、ラジオの受信などには十分使用できます。
電気料金を減らしたいといった目的の方は、ポータブル型よりも、次に紹介する定置型がおすすめです。

*定置型(系統連系型)

定置型はエアコンや給湯器の室外機と同じように家の外に固定して使用するタイプのものです。
家の壁についてあるコンセントから充電でき、電気代の安い夜の間に充電をして昼にその電気を使用できます。
また、停電時には自動的に電力供給に切り替えられるといった機能があります。
これらの機能の上、非常に高い水準でシステムが制御されているため電力の使用状況や太陽光発電の発電量に呼応して放電量を調節することも可能です。
ポータブル型よりも機能や容量、出力の面で非常に優れているといえます。
災害時や停電時に広い用途で使用できます。
設置の際は十分なスペースを確保し、通気性がよく直接日光が当たらない場所といった理想的な設置条件があるので注意するようにしましょう。
 

□設置費

設置費と本体を合わせて5kWhのもので75~140万円、7kWhのもので105~196万円です。
配線工事や、もろもろの諸経費などが別途かかる場合もありますが、一般的な定置型の設置費の相場は100万円~200万円です。
 

□まとめ

今回は「家庭用蓄電池を設置する際にかかる費用」について解説しました。
手軽に災害時の一時的な電力を確保することが目的ならポータブル型が適しています。
定置型は普段から使用でき、電気料金の節約も期待できます。
この記事を参考にして費用と目的を比較し、最も適した種類の蓄電池を選んでくださいね。
もし何かわからないことがありましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。