蓄電池の導入をお考えの方はいませんか?
「蓄電池と燃料電池の違いが分からない。」
「燃料電池は蓄電池の一種なの?」
このように、蓄電池と燃料電池の区別がつかない方は多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、蓄電池と燃料電池の違いについて、山形の電気工事会社が分かりやすく解説します。
□蓄電池とは
電池とは、電気を蓄えられる装置の総称です。
電池は、アルカリ乾電池を始めとした使い捨ての電池(一次電池)と、充電により繰り返し使用できる電池(二次電池)に分けられます。
放電(電気の取り出し)しかできないのが、一次電池です。
一方で、充電と放電のサイクルを繰り返すのが、蓄電池(二次電池)です。
□蓄電池の用途
近年注目されている家庭用蓄電池の他にも、蓄電池は私たちの生活の中で広く使用されています。
例えば、ノートパソコンやスマートフォンに搭載されているバッテリーは、充電により繰り返し使用できます。
また、ガソリンと電気を組み合わせて走るハイブリッドカーにも、蓄電池は搭載されています。
今や、蓄電池は私たちの生活には欠かせない存在なのです。
□燃料電池とは
燃料電池とは、水素と酸素を化学反応させて発電する装置です。
蓄電池のように電気を貯めておくものではありません。
燃料である水素は、天然ガスやメタノールを改質して作るのが一般的です。
酸素は大気の中から取り入れます。
また、都市ガスを燃料として使っているものの、燃やすのではなく、化学反応させるため、二酸化炭素が発生しません。
さらに、化学エネルギーを直接エネルギーに変換するため、発電効率が高いです。
□燃料電池の用途
大型のものは発電施設として使用されています。
中規模のものはオフィスビルに、小規模のものは家庭に備え付けられて、電気と熱を供給します。
燃料電池も、様々な用途があるエネルギーなのです。
□家庭での活用
二種類の電池を家庭でどのように活用すればよいのでしょうか。
機能と価格面からご提案します。
ピーク時の電力量削減を考えるなら、蓄電池の導入がおすすめです。
さらに、必要な電力は自分でまかないたいと考えるなら、太陽光発電と蓄電池の組み合わせがよいでしょう。
また、長期間の代替電源を望むなら、燃料電池と蓄電池をセットで導入するのがよいでしょう。
□まとめ
今回は、蓄電池と燃料電池の違いについて解説しました。
違いを一言で表すと、蓄電池は電気を蓄える装置であり、燃料電池は電気を作る装置です。
当社では、蓄電池についてのご相談を随時受け付けております。
電気工事の専門家が、お客様を全面的にバックアップします。
ぜひ一度、当社までお問い合わせください。