オール電化は火事が起きず安心?起きる可能性も?山形の専門家が解説

「オール電化でも火事の可能性はあるって本当?」
「火を使わないなら火事にならないと思ったけど違うの?」
オール電化をお考えの方はいらっしゃいませんか?
オール電化の魅力の一つに、火を使わないので安全性が高いことがあります。
ガスを使う場合よりはリスクが少ないのは確かですが、絶対に火事にならないわけではありません。
火事は対策次第で起きる可能性を大きく減らせるので、対策方法を知りたいですよね。
そこで今回は、オール電化での火事の危険性とその対策を山形の専門家がご紹介します。

 

□オール電化で家事になる原因

*漏電

漏電は、電気が本来通らないルートを通ることを言います。
電線は絶縁と言って、電気の通らないゴムなどの膜で覆われていますが、劣化などで電気が漏れ出すことがあります。
また、水に濡れるとそこから漏電することもあるでしょう。
漏電するとその場所から火花が散って火事の原因となります。

*IHで調理方法を誤る

IHは、間接的にですが火事の原因となることがあります。
例えば油は高温になると自然発火します。
普通に使っていれば問題ありませんが、油をIHで熱してそのままずっと放置してしまうと危険です。
また、IHで使ってはいけない調理器具を使うことも火事の原因となりえます。
底が丸いものや底が反っているものはIHでは使えません。
これらの器具を使うと、一点に熱が集中するので危険です。
基本的にIHには熱を感知して自分で制御する装置が組み込まれているため、危ないと自動で止まるようになっています。
しかし急に温度が変わるときは感知できないこともあり、危険な温度まで上がってしまいます。

 

□対策

*漏電を起こさない

まずホコリがたまらないようにしましょう。
コンセント周りをこまめに掃除するだけで漏電の可能性は小さくできます。
また、水に濡れると漏電を起こすことがあるので、濡れた手で電気機器を触らないようにしてください。
湿気が多い場所に置くのも危険です。

*IHで適切な調理をする

IHでの火事の可能性はガスコンロを使う場合より圧倒的に少ないです。
適切な調理を心がければ問題ありません。
上で書いたように、油を加熱して放置したり、使ってはいけない調理器具を使ったりすると危険です。
調理場から長時間離れないこと、IHで使える調理器具か確認することに注意すれば安全に使えます。

 

□まとめ

今回はオール電化での火事の危険性とその対策についてご紹介しました。
当社ではオール電化をはじめ電気工事についてのご相談を随時受け付けております。
電気工事の専門家が、お客様を全面的にバックアップいたします。
ぜひ一度、当社までお問い合わせください。